18日、北京で開かれていたIOC・国際五輪組織委員会の第29回北京五輪協調委員会の第6次全体会議が閉幕。その後の記者会見で、協調委員会のフェルブルッゲン委員長は、「北京の準備活動は順調に進んでいる」と北京五輪組織委員会の仕事ぶりを積極的に評価した。
3日間にわたる会議期間中、協調委員会と北京組織委員会は2回の全体会議、10回の作業部会を開き、体育館の建設、マスコミ対応などの問題に関して検討を重ねた。
協調委員会一行は、「鳥の巣」との愛称を持つ国家スタジアム、「水立方」と呼ばれる国家水泳センターを始め、建設中の体育館を見学した。フェルブルッゲン委員長は、「体育館の設計、建設のスピード、そして質は非常に高いレベルにある」と高く評価。「中国式の建築理念とハイテクの融合、中国人民の智恵の表れだ」と感嘆の言葉を述べた。
会議では財政、医療衛生、オリンピック公園の運営、パラリンピックの準備、スポンサーなどの問題で、掘り下げた議論を行った。強調委員会の全体会議は、北京五輪に向け、1年に2回開催される。第7次会議は今年10月、北京で行われる予定。
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