第12回上海テレビフェスティバルと第9回上海国際映画祭が6月17日開幕します。それに先駆け、市内の映画館や学校などにはポスターが張り出され、開幕前の雰囲気を盛り上げています。
ポスターのデザインは、昨年末に一般公募が始まりました。先月募集が締め切られましたが、上海市内外から100近い応募がありました。上海テレビフェスティバル、上海国際映画祭の両組織委員会やデザイナー達による検討が繰り返され、先月末、デザインが決定しました。
上海テレビフェスティバルのポスターデザインは、北京五輪招致のロゴマークをデザインした陳紹華によるものです。シンプルながら、フェスティバルの主旨がよく表れたデザインです。過去のポスターはグリーンを基調としたものでしたが、今年はそれを一変させ、インパクトのある赤を使っています。「テレビは世界を見つめる目である」という意味を込めて、目をイメージしたユニークなデザインとなっています。
上海国際映画祭のポスターデザインを担当したのは、若きデザイナー・董慧俊です。青を基調とし、上海・黄浦江の風景や黄金の爵(古代、祭典で使われていた3本脚のついた酒器)を描いたデザインが印象的です。(編集者・YS)
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