国連のアナン事務総長は10日ニューヨークの国連本部で記者のインタビューに答えた際、「日本が第二次世界大戦の歴史を直視し、次の世代が教訓を汲み取るできるようにするため、歴史に忠実な教科書を使って教育するよう」希望しました。
日本の小泉純一郎首相が隣国の反対を顧みず靖国神社参拝を続けたことについて、アナン事務総長は「東アジアは世界で重要な地域であり、この地域の中国、日本、韓国などの国々はいずれも、調和のとれた政治、商業、文化の関係を構築する必要性を認識している。この地域の各国が過去を直視し、未来に目を向けて、第二次世界大戦の歴史に対処するよう希望する」と述べました。
日本の教科書問題についてアナン事務総長は「若い世代に正しい歴史観を教えるには、歴史をそのまま記録すべきである。したがって、歴史に忠実な教科書を使って若い世代を教育することが重要だ」と述べました。
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