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イスラエルのペレツ国防相は7日、パレスチナに対し、イスラエルを標的とした攻撃を停止し、暴力活動を放棄するよう、呼びかけると同時に、「イスラエルへの暴力がなくなって初めて、イスラエルは譲歩する」と述べました。
ペレツ国防相は7日、モファズ前国防相と交替式を行った際に演説を行い、この中で「暴力活動によっては、パレスチナが自分の目標を実現させることはできない。もし、パレスチナが武力を放棄するならば、イスラエル政府はパレスチナと和平交渉を再開し、譲歩をするつもりだ」と述べました。
オルメルト首相をはじめとするイスラエル新内閣は4日、正式に宣誓を行い、発足しました。オルメルト首相はこの日、「アッバス議長が指導しているパレスチナ自治政府に和平交渉のチャンスを与えるつもりだ。しかし、イスラム原理主義組織のハマスとはいかなる接触もしない」と強調しました。
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