イスラエル内閣は9日声明を発表し、イスラム原理主義組織・ハマスの指導するパレスチナ当局と如何なる正式な接触も断絶するよう政府に提案しました。これに対し、「このやり方はパレスチナとイスラエルの必要な協調に障害を与える」とパレスチナ自治政府の閣僚は述べています。
報道によりますと、イスラエル内閣は当日開かれた閣僚会議で、対パレスチナ政策を討議し、ハマスの指導するパレスチナ当局を敵対当局とするよう政府に提案しました。その他、イスラエルはパレスチナではなく、国際社会とパレスチナへの人道主義援助問題を協調するとのことです。
イスラエル側の声明を受けて、パレスチナ自治政府のサミル・アブ・エイシャ計画相は、「イスラエルのこの決定はパレスチナの関係方面がイスラエル当局と必要な協調を行うことに障害を設け、パレスチナ自治政府がヨルダン川西岸のイスラエル占領地に衛生や教育のサービスを提供する能力にマイナス影響を及ぼすだろう」と述べました。(04/10 訳:劉叡琳)
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