中国外務省の劉建超報道官は7日、北京で、「中国政府は、バチカンが中国カトリック教の司教を非難したことに遺憾の意を表す」と述べました。
このほど、バチカンは声明を発表して、中国カトリック教の一部の教区で行われた自主的な司教選挙を非難しています。
これについて、劉建超報道官は「バチカンは、中国カトリック教の歴史と現実を無視してそれを非難したことは道理に合わないことだ」と強調しました。
この前日、中国宗教事務局のスポークスマンは、「バチカン、中国への干渉を止め、中国カトリック教と多くの信者の共同の願いを尊重し、中国とバチカンの関係改善の障害にならないよう要望する」と語りました。中国カトリック教関係団体の責任者も、「中国カトリック教は今後も自主的な宗教活動を堅持する」との談話を発表しました。
中国カトリック教の自主的な司教選挙は、これまでおよそ50年間続いています。
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