中国外務省の秦剛報道官は、25日北京での記者会見で、「中国政府はこれからもソロモン諸島の情勢に注目し、在住華僑などにすべて可能な援助を提供し、その安全を確保するため努力していく」と述べました。
21人の香港同胞を含む310人のソロモン諸島在住の華僑が中国政府派遣のチャーター機でパプアニューギニアを出発し、25日の零時29分に中国の広州に無事に到着しましたが、秦剛報道官はこれについて、このことは、中国がソロモン諸島での事件で被害を受けた華僑たちの保護活動が段階的成果をあげたこと示しているとした上で、「中国政府は、香港、マカオと台湾の同胞を含む中国公民の海外での合法的権益の保護を一貫して高度に重視している」としています。
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