日本の福田康夫元官房長官が4月30日、NHKの討論番組に出演し、小泉首相の靖国参拝は日本と中国や韓国の関係を悪化させたが、このような状況は改善すべきだと述べました。
福田元官房長官は、首相が靖国神社を参拝するかどうかについては、将来に向けて大局的な判断をするしかないとした上で、後継の首相は靖国参拝すべきではないとの考えを示しました。
福田氏はまた、「日米関係と対アジア関係は並存するものだ。日米関係を重視するために対アジア関係を重視するという考え方で、日本はこれから歩んでいくべきだ」と述べました。
当日、自民党の山崎拓氏もフジテレビの番組に出演し、「ポスト小泉」時代の外交政策に触れ、これからの首相は、アジアでの外交的なこう着状態を打破する能力をもち、アジア外交を重視すべきだとしています。
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