ファンが投票により各賞を決めることで知られる第28回中国映画百花賞はこのほど、各部門のノミネートリストを発表しました。「最優秀作品賞、男優賞、女優賞、助演賞」などの常設部門のほか、今回、「最優秀監督賞」「最優秀新人賞」などの部門が増設されました。
最優秀新人賞には『霍元甲(SPIRIT)』の視覚障害者「月慈」役で脚光を浴びた孫儷がノミネートされました。すでにドラマでは実力派との評価を受けている孫儷は、今回の映画デビューでも多くの注目を集め、高い評価を受けました。投票が始まってから、得票数は急上昇する一方で、他のライバルをはるかにリードしています。現在までで、すでに獲得投票数が4000票を越えたということです。
現在、映画『新上海灘』の撮影に参加している孫儷は、百花賞での高い評価と圧倒的な得票を知って、非常にうれしく思っているとし、「私は観客のために芝居をやっている。百花賞の審査員は観客の皆さんだから、ここで受賞できるということは、私にとって最高の名誉」と語りました。孫儷は映画デビューの作品『霍元甲』の中で、登場人物「月慈」の善良さと智恵に満ちた美徳をうまく表現したと言われています。
今年は孫儷にとって「幸福が花のように」咲く一年だと言われています(「幸福が…」は彼女の主演ドラマの名前)。ドラマで大活躍している彼女は映画でも、どんどんと新境地を広げています。『霍元甲』の後、続々と出演のオファーが来ており、今後の作品で孫儷がどんな演技を見せてくれるのか、多くのファンが注目しています。
|