中国中央軍事委員会の郭伯雄副主席は26日、北京で、「中国は、上海協力機構の加盟国の防衛部門と一層交流と協力を強化し、地域の安定を維持していきたい」と述べました。
上海協力機構国防相会議は26日、北京で開催されましたが、郭伯雄副主席は会議に出席しているロシア、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、カザフスタンなど国の代表団長と会談した際、「上海協力機構が発足して5年来、重要な地域的機構として、各加盟国を結ぶきずなとなっており、地域の安定を維持し、発展と繁栄を促進させる重要な役割を果たしている。防衛分野の協力は上海協力機構の重点活動の一つであり、いかなる第三者にも対せず、その他の国の利益を少しも損わない。各加盟国の切実な利益に符合し、この地域ひいては世界の平和と安定を維持することにプラスとなる」と強調しました。
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