中国を訪問したセネガルのサル首相が25日北京で、「セネガルは中国と外交関係を回復したのは、歴史的には必然なことであるばかりか、これは両国国民間の相互理解と友好協力関係を一層深め促すに違いない」と強調しました。
セネガルは1971年に中国と国交を樹立していますが、1996年1月に台湾当局といわゆる外交関係を樹立したことから、中国政府はセネガルとの外交関係の中止を発表し、のち去年10月に両国は国交を回復しています。
サル首相は、中国共産党の呉官正中央政治局常務委員との会談で、セネガルの与党である民主党と政府は一つの中国の政策を今後は断固として実施してゆき、中国の統一の大業を支持するとの姿勢を表明しました。
これに対し呉官正常務委員は、セネガルが一つの中国の政策を堅持していくと発表したことを高く評価しました。
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