中国外務省の秦剛報道官は20日の定例記者会見で、「中国はカナダでいわゆる『スパイ活動』を一切行なっておらず、非難はまったく根拠のない、無責任なものだ」と強調し、今後の動きに注目していくと表明しました。
これは、カナダの政府関係者がこのほど「中国は加工業やハイテク情報を盗み取るスパイ活動を行なっている」と発言したのに対して、反論したもので、秦剛報道官はまた「カナダ政府が事の是非を明らかにし、両国の戦略パートナー関係の健全な発展にプラスとなるような対応を取ることを望む」と述べました。