ロシア連邦林業局のヴァレリ・ローフプティン局長は18日北京で、「大型の木材加工拠点を設けるため、木材総量が100万立方メートルの林地を中国企業に提供する用意がある」と明らかにしました。
これは、北京で開かれた第五回中国ロシア林業工作グループ会議で述べたものです。
ローフプティン局長はまた「ロシアは世界の4分の1ほどの林業資源を持っている。現在、ロシアで毎年伐採量が565万立方メートルであるが、そのうちの350万立方メートルが十分に利用されていない」と述べた上、「中国がロシアに、国際環境保護の基準に合致した林業企業を若干設け、木材の伐採、加工をすることを歓迎する」と表明し、中国経済が急速に発展しており、両国が林業面で協力の前途が明るいものだとの考えを強調しました。
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