全人代常務委員会の呉邦国委員長は4日、トルクメニスタンのニヤゾフ大統領と会談を行い、「中国側は、トルクメニスタン側と共に努力し、経済協力と貿易、エネルギーなど分野の実務的協力を絶えず深め、両国の友好関係と互恵協力をより高い発展レベルに引き上げていきたい」と述べました。
呉邦国委員長は、その際、「中国側はトルクメニスタンを中国の中央アジアにおける重要なパートナーとみなしている。中国の全人代は両国が協力を強化することを支持し、トルクメニスタン議会と多くのレベルにおける協力と交流を展開していきたいと願っている」との姿勢を示しました。
ニヤゾフ大統領は、「トルクメニスタンは一つの中国の政策をこれからも堅持し、両国議会の往来をも強め、長期的な友好協力関係を構築していきたい、そしてトルクメニスタン側は中国側との経済協力と貿易、エネルギー、インフラ整備、文化など分野の交流と協力を深め、国際問題での協調と協力を強化し、両国の友好協力関係をいっそう発展させていく」と述べました。
中国とトルクメニスタンは3日北京で共同コミュニケを発表し、安全保障、エネルギーとテロ取締りなど分野の協力を強化していくとしています。
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