中米両国は10日、危険廃棄物や固体廃棄物の管理協力に関する文書に調印しました。これは、この分野における中国とアメリカの環境保護協力が正式にスタートすることを示しています。

　この文書によりますと、今後、中米双方は環境保護分野における科学技術情報を譲渡したり交換したりすること、また学術会議を開いたり協力プロジェクトを実施したりすることになります。

　文書では、「中米双方は中国で、医療廃棄物や電子廃棄物などの危険廃棄物、それに固体廃棄物を管理するための法律を整備し、さらに関連法規の効果的な執行を図る」と述べています。

　この文書によれば、中米双方は鳥インフルエンザ対策についても協力していくことにしています。