シンガポールの新聞「聯合早報」は、10日付の社説で、「中米戦略対話は国際での中国の地位が絶えず向上していることを示すと同時に、アメリカもやむを得ず、段々強くなっている中国を承認、尊重し、中国の協力を必要とすることを表している」と評価しています。
この社説はさらに、「今月の初め、ワシントンで開かれた第2回中米戦略対話の話題は、非常に広く、中米両国間の問題のほかに、朝鮮の核問題やイラン、南アジア、アフリカ、核拡散防止、世界の環境保護などの問題も含まれている。このことから、中米戦略対話の内容は、両国関係の範囲をはるかに超えていることを伺うことができる。アメリカのこの新しい態度と新しい戦略は、ブッシュ大統領が大統領再任後外交面で行った最も重要な政策的調整である」と述べています。
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