『千里走単騎(単騎、千里を走る)』で好演した高倉健さんが、北京映画学院客員教授に招かれることになりました。北京映画学院の張会軍学長は、「北京映画学院はすでに、30人余りの内外の著名な監督と俳優を客員教授に招いた」と紹介しています。
張芸謀監督の映画『千里走単騎』で高倉健さんが主演をつとめたほか、中井喜一、寺島しのぶ、そして、中国の有名俳優であるチアン・ウェンも共演しています。
3月31日、北京映画学院は日本の早稲田大学と協定に調印し、「北京映画学院と早稲田大学研究室」を立ち上げました。早稲田大学特別教授、著名な篠田正浩監督と併せて映画作品が教師生徒交流の講座に取入れられました。
張会軍学長は、「4月19日、高倉健さんは電影学院に招かれ、交流講座を行う予定だ。そして、学校側は高倉健さんに対し、客員教授の証書を発布する。張芸謀(チャン・イーモウ)や陳凱歌(チェン・カイコー)らなどを含め、電影学院には既に30人余りの映画界の一線で活躍している監督が客員教授として呼ばれており、李安(アン・りー)など国際監督もよく学校を訪れ教壇に立っている。こうしたやり方は既に電影学院の一種の制度ともなっており人気を集めている」と語りました。
北京電影学院は中国映画界における唯一の最高学府として、1950年の創立以来4千名に上る映画の専門家を育成してきました。本学院は中国映画教育と映画芸術研究の重要な基地としての役割を果たしています。
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