中国外務省は5日、インターネットを通じて、中国の企業と公民がミャンマーでビジネスや労務活動に従事する場合、損失を避けるため、ミャンマーの法律を遵守しなければならない、と強調しました。

　中国外務省領事局は「ミャンマーは森林や鉱山を国家の重要な資源としている。中央政府の許可が無い場合、資源開発に関する如何なる契約も無効で、法的な保護を得ることはできない。また、中央政府の許可がなければ、如何なる伐採と採鉱作業も法律違反とされ、拘束されたり、長期監禁の可能性もある」と指摘しました。

　中国の人々が国境を跨った伐採、採鉱作業を効果的に抑制するため、ミャンマーと接している中国雲南省はこのほど、ミャンマーとの各種類の木材、鉱産物の貿易を一時中止しました。また、中国商務省はまもなく、ミヤンマー政府と、木材、鉱産物の貿易協力について会談を行う予定です。