中国財務省はこのほど、今後、中国領内の陸地や海域で石油の開発と販売に取り組む企業に、石油特別収益金を徴収すると発表しました。
石油特別収益金とは、石油の販売価格が1バレルあたり40ドルという控除基準を超える場合、その超過部分に対し比例的に徴収する特別税のことを言います。
徴収された石油特別収益金は、貧困層への資金援助と公益団体による支援事業に使われます。
専門家によりますと、現在、国際市場の原油が1バレルあたり60ドルあまりで販売されることにより、石油企業の収益は石油生産のコストをはるかに上回っています。
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