ロシアのラブロフ外相は27日、「ロシアがイラク戦争期間中にフセイン政権に情報を提出したというデマをアメリカが撒いたのは政治的な狙いがあったからだ」と非難しました。

　ラブロフ外相はその際、「アメリカはこのことを外交ルートを通じてロシアに通報せず、メディアによって国際社会はこの報道を知った。アメリカのこのやり方はイラク情勢とは関係がある」と語りました。

　この日、ロシア外務省のカミニン報道官はアメリカのこのやり方に驚きを示し、「アメリカは適切なルートを通じロシア側に関連データなどを提出すべきだ」と指摘しています。