中国西南部の重慶市郊外の開県で25日、天然ガスが漏れ出し、27日まで付近の住民約1万人が避難しましたが、これら住民の食と住、及び医療は確保されています。
ガスが流出したのは中国石油天然ガスグループ系の天然ガス田で、事故発生後、このグループは地元政府と共に緊急措置を講じて、被害拡大の防止に取り組んでいます。これら住民は5つの地点に避難しており、それぞれの地点では住民の暮らしを保障するためのチームや医療チームができているほか、関係部門は定期的に各地点で徹底的な消毒作業を行っています。こうして伝染病と食品による中毒事件はまだ出ておらず、地元政府は各地点に警察官を派遣し、24時間にわたってパトロールを行い、これら住民の安全を確保しています。
セメントを天然ガス田の底に詰める作業を28日から始める予定でしたが、地元の地質構造が複雑なことから、作業は29日に延期するということです。
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