香港特別行政区の曾蔭権行政長官は23日香港で、香港は金融サービス分野での経験を生かし、汎珠江デルタ地域内の協力を促すため力を発揮したいと述べました。

　これは曾蔭権行政長官が当日開かれた汎珠江デルタ地域金融サービスフォーラムで述べたもので、この中で､曾蔭権行政長官は「金融と投資は香港経済の中で最も競争力を持つ分野である。香港はアジア太平洋地域における主要な国際金融センターとして、各種の金融業務とその設備が完備されているほか、人材も多く、各業種に対応できるサービスも国際レベルに達している。そのため、香港は地域協力の中で架け橋の役割を果たし、その他の省や特別区に効率の高い金融サービスを提供して地域経済の発展を共に図りたい」と語りました。