中央アジア地域経済協力の8つの加盟国および国際金融機構の代表は15日中国の新疆ウィグル自治区のウルムチで会合を開き、越境輸送の便宜を図るための協議を行いました。
中国、アフガニスタン、アゼルバイジャン、キルギス、カザフスタン、モンゴル、タジキスタン、ウズベキスタンを含む各加盟国の代表は15日の会合で、越境輸送の手続きの簡素化や道路の建設などの問題を巡って協議を行いました。
各国の代表は、「越境輸送を早く行うことは、一刻も猶余できない緊急課題である」との考えを示しました。アフガニスタン、ウズベキスタンなどの国は、国際金融組織が越境輸送の道路建設に技術と資金の援助を提供できるよう希望しました。
中央アジア地域経済協力は1997年に発足し、協力の内容は輸送、貿易とエネルギーに及んでいます。
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