中国商務省が22日に明らかにしたことろによりますと、ザンビアのムワベ副大統領は21日、ザンビア政府を代表して、中国の完全な市場経済の地位を支持する、と正式に発表しました。これで、中国の市場経済の地位を承認した国家は53カ国に増えました。

　2004年4月、ニュージーランド政府が最初に承認したのに継いで、2005年、オーストリア、イスラエル、カザフスタン、ウクライナ、ベラルーシなどの13カ国も承認しました。

　現在、中国の3大貿易パートナーであるEU・欧州連合、アメリカと日本は未だに中国の完全な市場経済の地位を認めていません。

　中国商務省の関係者は「非市場経済の地位によって、中国の企業が一部の国の反ダンピング調査についての応訴で不公平な待遇にあった。これはWTO・世界貿易機関の公平貿易という基本的な規則に違反している」と述べました。