中国の胡錦涛国家主席は22日、北京の「中露経済商工業界サミットフォーラム」で講演を行ない、「中国とロシアの今後5年の経済発展目標を実現させる過程は、両国の互恵協力により多くのチャンスを作り出すだろう。両国企業家はチャンスを逃さず、協力のレベルを引き上げ、互恵協力を進めていくべきだ」と強調しました。
胡錦涛国家主席は「中国政府は一貫して、これからも双方の企業の多次元で、しかも広い分野における互恵協力を支持している。両国企業家が、双方の経済技術協力と両国戦略協力パートナーシップの発展に寄与するよう希望する」と述べると共に、「両国貿易の規模と品質の向上を速め、相互投資を積極的に促し、エネルギー開発における協力を深め、ハイテク協力を強め、両国貿易投資環境を改善していくよう」提案しました。
北京を訪問中のロシアのプーチン大統領は演説に立ち、「経済の持続的な成長を維持する要素は、両国関係を十分利用することであり、両国関係を、経済の急速な発展に合致したレベルにまで引き上げていく。このほか、両国の経済貿易協力は、アジア太平洋地域の発展を左右することができ、両国はこれに着眼し、協力強化の新提案、新項目を提出すべきだ」と述べました。
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