ブッシュ政権が発動したイラク戦争の3周年を控え、アメリカのワシントン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスなどの都市では、18日、イラク戦争に反対する大規模なデモ行進が行われ、参加者はイラクからすべての軍隊を直ちに無条件で撤退することを政府に要求しました。
このデモ行進に参加した市民たちは、「イラク情勢が示しているようにアメリカの占領がイラクの暴力活動の根源となっていることが明らかになってきた」と訴えました。ここ数日、アメリカのほかの都市や農村部でも多くの戦争反対活動が行われ、ホワイトホウスと議会に、「イラク戦争は間違った政策で、戦争を直ちに終わらせるべきだ」というメッセージを伝えています。
この日、ブッシュ大統領は毎週定例のラジオ演説でイラク戦争について触れ、イラク戦争を起こしたことは正しい決定で、フセイン政権を打倒したことはアメリカをより安全にさせたと述べました。(03/19)
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