アメリカのライス国務長官、オーストラリアのダウナー外相と日本の麻生太郎外相は18日、シドニーで、3カ国にとって初めての閣僚級戦略対話を行いました。3カ国の閣僚は会談で、イランの核開発計画に対して、「大きな関心」を表明しました。
会談後に発表した共同声明で、イランがウラン濃縮の関連活動を即時に停止して、IAEA・国際原子力機関と協力して協議を再開するよう、3カ国は国連安全保障理事会で協調した行動を取ることについて議論したと発表しました。
また、アジア太平洋地域の安定と安全を確保するという共同の目標を強調し、中国のこの地域への良好かつ建設的な関与を歓迎する意を表明しました。
さらに、6カ国協議へ即時かつ、無条件に復帰することを朝鮮に呼びかけたほか、インドとのパートナーシップを強化することで一致しました。
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