中国の五つの伝統的な演劇は3月から4月にかけて、ドイツのベルリンの世界文化センターでこぞって演出しています。これは、このほど開催されている中国ドイツ文化交流活動の重要な内容の一つです。
この五つの伝統的な演劇は、京劇、昆曲、秦腔(陝西省の地方劇)、川劇(四川省の地方劇)、越劇(浙江省の地方劇)です。5人の役者は同じ舞台で伝統劇と現代劇を出演します。そのうち、越劇の劇目は『紅楼鏡像』ですが、台湾の京劇の役者はシェイクスピア氏の名作『リア王』によって改編された『リア王はここにいる』を演じます。秦腔は『路』を代表作として、人生の道と芸術の道を顧みます。昆曲の『蔵』は中国の書道と昆曲を題として、個人と社会とのかかわりを表します。川劇の『情嘆』は川劇の芸術家の運命を語りました。
伝えられるところによりますと、ベルリンで出演した後、五人の中国の役者は上海に戻り、"テスト中国・文化記憶"と題するアジアでの初出演を行います。
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