中国商務省輸出入公平貿易局の王世春局長は9日、EUが先月23日に公布した中国産革靴に対する反ダンピング勧告は「事実関係や法律的根拠に乏しい」として、EUに対する中国産革靴の輸出にはダンピングは存在しないと主張しました。
これは王世春局長が商務省の会議で述べたものです。また、王局長は、「靴製造業は労働力密集型産業であり、中国が労働力と資源の面で恵まれているので、この業界では比較的競争力を持っている。」とした上で、更に、「中国の靴製造業に対するEU の対応には公平性と合法性が足りない」と強調しました。
|