中国の尹成傑農業次官は8日、社会主義の新しい農村作りのため、政府はこれから多くの措置をとっていくと表明しました。

　これは、尹成傑次官が当日の全人代年次会議が北京で主催した記者会見で述べたもので、尹成傑次官は、「社会主義の新しい農村作りという目標は、中国の農村地区で、生産が発達し、生活に余裕があり、モラルが高く、清潔な村作りができていて、管理が民主化していることの実現にある」と述べました。この目標を実現させるため、中国政府は、これから、農村への財政投入を増やし、農業や、農村のインフラ整備を強化し、農業の総合的生産能力を高めると同時に、農民の収入増加を促し、農村での民主化をさらに拡大させ、その社会サービスシステムの確立に努め、民衆の生活問題を解決していく」と述べました。