インドのシン首相は7日、「このほどインドとアメリカとの『民生用原子力協力協定』の実施についての合意は、インドの核戦略には影響はない」と述べました。
シン首相は当日、議会で印米両国が達した「民生用原子力協力協定」の内容を説明した際、「インドの核政策の整体性及び最低核戦力の維持は、交渉ではよく保護された。この協定で達したインドの軍用と民用の核施設の分離計画はインドの既定の核戦略にいかなるマイナス的影響もない」と述べました。
シン首相は同時に、「インドの軍用と民用の核施設の分離計画は今後8年内に段階的に実施する」としています。
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