中国政府は、省エネのため、環境保全型技術の進歩を図る指標であるGDP・国内総生産単位あたりの今年の1次エネルギー消費を約4%、今後5年間で約20%改善させると提出しました。
これは温家宝首相が行った全人代の政府活動報告で述べたものです。
温家宝首相は報告で、今後5年間の主な汚染物の排出総量を10%減らすという目標を提出し、「中国政府は、省エネを重点とする設備の更新と技術改造に力を入れ、エネルギー、水資源、材料の消耗が高い工芸、設備及び製品を早く淘汰すると共に、環境にやさしい経済発展に力を入れなければならない」と述べました。
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