今年から、中国政府は、九年制義務教育を推進するため全国の農村で義務教育の学費を全面的に免除しています。
これは、温家宝首相が5日、全国人民代表大会の年次会議で述べたものです。
温家宝首相は、「農村の教育経費の確保や学校の修繕と教師の給料などを保障するため、今後5年間、義務教育の経費を2182億元増やす」と述べました。
義務教育の普及について、温家宝首相はまた、「都市部の収入の低い家庭と、出稼ぎ農民の子供が学校に上がり勉強ができるようになる問題を解決する必要がある」と述べました。