5日に開幕する全国人民代表大会の年度会議の姜恩柱報道官は4日、北京で、「中国政府が今年の全人代会議の審議に付す2006年度の国防予算は約350億ドルで、これは今年の財政支出の7.4%を占め、これまで数年とはほぼ同じレベルだ」と語りました。
これは姜恩柱報道官が4日の記者会見で述べたもので、姜恩柱報道官はその際、「今年増加される国防費は主に軍人の賃金、福祉と待遇に充てられる。また、世界的な原油価格の上昇により、軍用燃料の購買費も適当に増えており、人的資源育成への投入も拡大され、防御作戦能力を高めるための一部の装備の製造費も適当に増えている」と語りました。
姜恩柱報道官はまた、「中国の国防費は絶対数とGDPや財政支出におけるその割合は世界では低いレベルにある」と表明しました。
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