中国で最も目覚ましい経済発展を遂げる華東地域では、向こう5年間、航空輸送量(旅客、貨物を含む)が平均11ー16%成長する見通しだ。新華社が伝えた。
見通しは、民用航空華東管理局の夏興華局長が2日、「米連邦航空局(FAA)第8回アジア太平洋二国間パートナー対話会(FAA/AsiaーPacific Bilateral Pantners Dialogue)」の席上で明らかにした。夏局長によると、2010年までに同地域の民用航空の旅客取扱量は1億6千万人に、貨物(郵便物含む)の取扱量は630万トンに達し、旅客・貨物合わせて全国の3分の1、または2分の1近くを占めるとみられる。
夏局長はさらに、2020年時点の予想として、同地域の旅客取扱量が2億4千万人前後に、貨物取扱量が1200万トンに、発着便総数が520万便に達するとした。現在、同地域を発着する民用航空路線は計751路線。同地域と国内93都市、海外40カ国・地域の計76都市とを結ぶ。
「FAA第8回アジア太平洋二国間パートナー対話会」は米連邦航空局が1998年に提唱。今回は中国での初の開催で、3日間の会期で開かれ、2日に閉幕した。10余りの国・地域から、民用航空機関の代表や航空業界の関係者100人余りが出席した。
「人民網日本語版」
|