中国の王隴徳衛生次官は1日、今後、麻薬使用者、売春婦、男性同性愛者など、エイズ感染のハイリスク群に対する予防対策を強化すると述べました。
現在、中国では、エイズウイルス感染者とエイズ患者は約65万人に達し、麻薬の静脈注射と性行為がエイズ感染拡大の主なルートとなっています。これを受け、王衛生次官は、公共施設・娯楽施設でコンドームを常備することを各地の関係部門に義務付け、麻薬患者の薬物治療と生活面での援助などを要求しました。