一部の国の24日の報告によりますと、鳥インフルエンザの感染は引き続き拡大しており、その一層の蔓延防止のため、国連、EUなどは当日、積極的な対応措置の実施を発表しました。
ドイツ農業省は当日、東北部のメクレンブルク・フォアボンメルン州における野鳥の感染が確認されたのに続いて、北部のシュレスウィヒ・ホルシュタイン州及び南部のバーデン・ビュルテンブルク州でもH5N1型鳥インフルエンザに感染した野鳥の死骸が見つかったと発表しました。
このほか、グルジアのノガイデリ首相は当日、大まかな分析結果により、国内で発見された白鳥の死骸のうち、一羽の感染が確認されたことを発表しています。
また、韓国は当日、国内では始めての人への感染が確認されたことを発表しました。
WHO・世界保険機関のイラク駐在のカシール代表は24日、イラクでは人への鳥インフルエンザの感染がまたも発見されたとしています。
それによりますと、この二人の感染者はすでに死亡しているということです。
以上のことを受け、国連の一部の人道的機構と赤十字社などは三日間の連絡会議を開き、24日に鳥インフルエンザ応急対策を打ち出しました。
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