中国国家旅遊局の邵琪偉局長はこのほど、「中国を代表とするアジア太平洋地区は世界観光業においてその地位を高めつつある」ということを明らかにしました。
中国西南部の貴州省で視察した邵琪偉局長は「アジア金融危機と『新型肺炎』を経た後、アジア太平洋地域は観光業が最も速く発展している地区に回復した。そのうち、中国観光業の発展は最も速く、去年、中国に宿泊した海外からの観光客は、前年より12%伸びて延べ4680万人に、また観光業による外貨収入は前年より13%伸びて292億ドルに達した」と説明しました。
一方、邵琪偉局長によりますと、去年、中国から海外に出た観光客数は、前年より7.5%伸びて延べ3100万人に達し、アジアでもっとも多く、その海外市場の開拓や将来の見通しは世界から注目されています。中国は2020年までに世界で4番目の観光客を出す国となる、ということです。
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