ヨルダンのアブドラ国王は14日、ヨルダン訪問中のドイツのシュタインマイヤー外相と会見した際、「パレスチナ人に経済面で難局から抜け出させるため、ドイツとEU・欧州連合はパレスチナに援助を提供すべきだ」と述べました。
アブドラ国王はまた、「来月行われるイラクの総選挙は中東の和平プロセスの未来に大きく影響する。これはパレスチナの建国プロセスとも関わっている」としています。
このほか、双方はイラク問題で共通認識に達し、またイラク国民と各党派は同国の政治プロセスに参加すべきだと強調しました。
シュタインマイヤー外相は、アブドラ国王が中東地域の安定に努力してきたことに賞賛の意を表し、「ドイツは引き続きこの地域の和平プロセスを支持していく」と重ねて表明しました。
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