中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
韓国外交通商相、正式に国連事務総長選の立候補を表明
   2006-02-15 13:08:59    cri

 韓国のバンキムン外交通商相は14日、次期国連事務総長選挙に立候補することを表明しました。記者会見で、「朝鮮を含む国連の全ての加盟国の外相に立候補の方針を伝えた」と発表しました。

 立候補の目的について、バンキムン外交通商相は、「36年にわたる外交経験のうち、10年間直接国連と関わる仕事をやってきた。そのうち、国連事務総長や国連の職能と役割などの問題にずっと関心を持っており、国連の発展に何か寄与できるチャンスを求めていた」と述べました。

 バンキムン外交通商相は1944年6月13日生まれ、ソウル大学外交学科の出身で、アメリカのハーバード大学に留学した経験があります。1970年韓国外務省入り、インドやアメリカの大使館での勤務のほか、オーストリア駐在大使、国連の韓国代表、その他、国際機構の韓国代表を歴任。そして、韓国外交通商省国連局局長、アメリカ局局長、ノ・ムヒョン大統領の外交政策顧問、外交通商次官を経て、2004年1月、外交通商相に就任しました。

 韓国の世論は、バンキムン外交通商省の立候補には、有利、不利両方の要素が同時に存在していると見ています。有利な要素は、まず、個人としての魅力です。バンキムン外交通商相は豊かな経験を持つ外交専門家で、国連で勤務した経験もあり、穏やかな実務的な性格で、複雑な問題を解決する能力を備えています。また、国際関係から見ると、韓国は国連で中間レベルの勢力に属しており、他国の支持を得られやすいと言えます。

 一方、バンキムン外交通商相には二つの不利な要素があります。第一に、韓国は現在、国連分担金を滞納しており、未納付の分担金は去年末までで、1億2千万ドルに達するという問題です。第二に、韓国は発展途上国への支援が不十分だという点です。国連の規定によりますと、先進国の発展途上国への政府支援は国内総生産の0.7%を占めるべきだとされていますが、現在、韓国は0.06%しかありません。

 多くのライバルの存在もあります。アジア諸国で言えば、タイのスラキアット・サティアン副首相、スリランカの和平交渉代表、国連のダナパラ軍縮局・事務局長も立候補を正式に表明しました。タイのサティアン副首相はASEAN・東南アジア諸国連合10カ国の加盟国の支持を得ており、ダナパラ軍縮局事務局長もかなりの競争力を持っています。また、東チモールのジョゼ・ラモス・ホルタ外相も出馬する意向を示しています。

 報道によりますと、バンキムン外交通商相の立候補に対し、韓国駐在のアメリカ大使館のスポークスマンは歓迎の意を示しましたが、具体的どの候補者を支持するかについては態度をはっきりさせていません。

韓国
v ソウル、世界華商大会の開催を準備 2005-10-08 13:21:03
v 朝鮮と韓国、対話再開 2005-05-17 13:36:31
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |