中国機電産品進出口(輸出入)商会汽車(自動車)分会がこのほど発表した2005年中国自動車輸出年報の統計データから、中国の自動車の輸出構造に大きな変化が生じていることが分かった。乗用車が輸出台数、輸出額ともに、特装車と大・中型バスを抜き、自動車輸出全体の2位に躍進した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同データによると、05年、乗用車の輸出台数は3万1124台で前年比233.5%増となり、自動車輸出全体の19.5%を占めた。輸出額は2億7100万ドル(同222.3%増)で、自動車輸出全体の17.7%。同年第1~3四半期の統計では、自動車輸出台数に占める乗用車の割合はわずか2.9%だった。
乗用車の輸出は、排気量1千~1500CCクラスの小型車が中心で、通年の輸出台数は2万347台(同549.2%増)に上り、乗用車輸出台数の65.3%を占めた。輸出額では、同クラスの車が1億8200万ドル(同1071.5%増)となり、乗用車輸出額の67.2%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」
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