イタリアのストラチェ保健相は11日、イタリア国内で死亡した白鳥を検査した結果、このうちの5羽から「H5N1」型ウイルスが検出されたことを明らかにしました。これは、イタリアで初めて確認された鳥インフルエンザの感染です。
それによりますと、死亡した白鳥は、プーリア、カラーブリア、シチリアの三つの地域で発見されました。これを受けて、イタリア政府は、新たな予防措置の制定に取り組んでいます。
同日、ギリシャとブルガリアでも死亡した白鳥から「H5N1」型のウィルスが検出されたことを明らかにしました。
同じ日に、ルーマニアの衛生部門も、ルーマニア東部のドナウ川地区で新たに「H5N1」型ウィルスが確認されたことを明らかにしました。これは、ルーマニア境内で今年4箇所目の感染場所です。
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