OAS・米州機構におけるベネズエラのバレロ代表は7日、取材を受け、「ベネズエラは責任感のある国であり、アメリカとの外交関係を断絶しようと思わない」と表明しました。
バレロ代表は「ベネズエラのチャベス大統領がアメリカを脅かしてはおらず、『アメリカが引き続きベネズエラを侵すのなら、積極的な対策を取って改革プロセスと国の主権を守っていく』と警告しただけだ」と述べると共に、「ベネズエラは依然としてアメリカと正常な関係を保っている」と表明しました。
今月以来、ベネズエラとアメリカはそれぞれ相手国の外交関係者を国外へ追放したことを受け、チャベス大統領は「アメリカがベネズエラとの外交関係を断絶するならば、国内のアメリカ製油工場の閉鎖を命令する」と警告しました。
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