チベット自然保護区の面積は41万平方キロ近くに達し、チベット自治区面積の3割を超え、中国のトップになっています。
チベットの平均海抜は4000メートル以上で、独特な自然生態や地理的環境を持っています。しかし、チベットの生態環境は極めて弱いもので、一度破壊されるとなかなか復元されません。
生態環境保護を促すため、ここ数年、チベットはチョモランマなど自然保護区の建設プロジェクトを実施し、保護区内で経済開発などの人為的活動を厳しく制限し、天然林の栽培面積を拡大し、20万ヘクタールの耕地を森林に戻しました。監督観測によりますと、ここ数年、チベットの各保護区では野生動植物の数が明らかに増え、一部消えていた珍しい動物も再び現れたということです。
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