アフガニスタン問題をめぐる国際会議が1月31日、ロンドンで開かれました。関係諸国は向こう3年間、アフガニスタンに20億ドルの援助を提供することを約束しました。これに対し、アフガニスタン政府は、「引き続き腐敗や非合法のアヘン貿易と戦っていく」との考えを示しました。
中国の李肇星外相は会議で、「中国は互恵協力、共同発展という精神に則って、アフガニスタンに長期的援助を提供していく」と表明した後、中国政府を代表してアフガニスタンの援助問題で4つの承諾事項を発表しました。「第一に、2006年、中国はアフガニスタンに8000万元の無償援助を提供し、多くのアフガニスタンの対中国輸出品にゼロ関税の優遇を提供すること。第二に、アフガニスタン政府のテロ取り締まり活動を支持し、アフガニスタンのため、より多くの国防や警察要員を育成すること。第三に、国際協力に参加し、アフガニスタンの隣国と共に『カブール善隣友好麻薬取締宣言』を着実に履行すること。第四に、実力のある信用度の高い中国企業によるアフガニスタンでの請負プロジェクトや、アフガニスタン再建への参加を支持し、アフガニスタンのインフラ施設、電力、鉱産物、交通などの分野における投資を奨励することである」と述べました。
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