ロシア安全保障会議は24日コミュニケを発表し、ロシア安全保障会議のイワノフ事務局長は当日、ロシアを訪問中のイラン最高国家安全保障委員会の秘書であるラーリーシャーニー首席核交渉代表と会見したことを明らかにしました。
双方はイランの核計画問題について討議し、「外交ルートを通じてIAEA・国際原子力機関の枠組み内でイランの核問題を解決するために、共に努力していく」と重ねて表明しました。
去年12月、ロシアはロシア領内でウラン濃縮に関する企業を共に設立する提案をイランに出しました。現在、イランはこの提案に賛成の意を示したものの、核研究の権利は制限されるべきではないとの考えを示しています。
マレーシアを訪問中のイランのモスタファヴィ外務次官は24日、「イランはIAEAの規定した範囲内で核研究を行う権利がある。一部の西側諸国はイランの核問題を国連安保理に付託しようと企み、イランに圧力をかけているが、これはイランに損害を与えることはない」と語りました。
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