中国西部に位置する甘粛省は45億元を投資して、「黄河の貯水池」と呼ばれるマチュー(ma chu)湿地の生態保護に充てるとのことです。
マチュー湿地はここ数年干上がりつつあり、中国の二番目の大河である黄河への給水量が大幅に下げ、すでに黄河の源やその中流と下流地域の生態安全と経済・社会の持続可能な発展に影響を及ぼしています。
報道によりますと、今後15年、甘粛省はマチュー湿地自然保護区に対する現有の管理システムを整備し、現地の自然と生態環境悪化の勢いをできるだけ早く食い止めると同時に、水源の保護を重点とし、生態保護の度合いを強化していくとのことです。
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