朝鮮メディアは16日、「『朝鮮半島エネルギー開発組織』が朝鮮での軽水炉建設を全面的に停止し、建設に参加する人員を残らず撤去したことは、1994年調印された『朝鮮アメリカ基本協定』を破壊した行為であり、朝鮮は、アメリカに賠償を求める権利を持っている」と述べました。
朝鮮労働党中央機関誌『労働新聞』は16日論評を発表し、「アメリカが2003年前に朝鮮で二つの軽水炉を建設することは、『朝鮮アメリカ基本協定』の主な内容であるが、ブッシュ政権はずっと、この協定の実施を拒否し、協定破壊の責任を朝鮮に転嫁した。これは、アメリカが朝鮮に対する敵視政策を一層強化したことを物語っている。アメリカが軽水炉建設を全面的に停止したことは朝鮮に極めて大きな損失を与えた。朝鮮は、これについての損失賠償をアメリカに求める権利を持っている」と述べました。
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