シリアのダフララ情報相は12日ダマスカスで、レバノンのハリリ元首相暗殺事件を巡って、国際調査委員会が提出したアサド大統領への聴取要求を拒否すると述べました。
ダフララ情報相は当日、メディアに向けて、「これは、シリアの主権に関わるものであり、越えてはならない赤い警戒線なのだ」とした上で、「シリアと国際調査委員会は、『聴取』か『会見』かという問題で食い違いがある。シリアは、国際社会で通用する法律と準則に則って、国際調査委員会と協力していきたい」と述べました。
当日、ハリリ元首相の息子アサド・ハリリ氏はパリで、ハリリ元首相暗殺事件について、国際調査委員会と協力するようシリア政府に呼びかけました。
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