中国のエイズ診断分野での唯一の国家ハイテクプロジェクトが、これまで3年間の努力を経て７日北京で起動したことにより、エイズの診断周期は大幅に短縮されることになりました。

　このプロジェクトにより、中国が開発した３代目のHIV抗体検査用の小型ボックスを毎年六千万個を生産できます。

　専門家によりますと、中国のこれまでのレベルでは、エイズ診断には普通約３ヵ月かかりますが、この新しい検査用小型ボックスの開発により、3週間で結果が出るわけです。

　関係部門によりますと、去年の９月末までに、中国大陸のエイズウィルス感染者数は十三万五千人を上回ったということです。